秋も深まり新宿御苑の森は、美しい絵画のような風景を見せてくれます。
「わぁ~きれい!!」あまりの美しさにこころ奪われてしまいました。
まさに自然の美術館ですね。
今、世界では長寿や健康に与える芸術の力に注目しています。
実際にイギリスでは様々な芸術(アート)を病院にとりいれ、減薬や入院日数の短縮や認知症の改善が確認されているようです。
小児病棟のベットや壁に子供の好きな動物の絵が描かれていたり、実際に絵を書いたり音楽を聴いたりすることで、つらい治療から気持ちを和らげることを目的としたり
終末期医療の現場でも効果が認められ、87%の患者が痛みを軽減したと感じている高い結果が出ています。
医療現場には実際にアート専門のセラピストやアーティストが毎日のように、患者とともに創作活動をしたり音楽を演奏したり歌ったりしているそうです。
病気と向き合う事への不安や孤独感が和らぎ、少しでも穏やかな時間を過ごせることが回復につながるのでしょう。
芸術は「こころの栄養」なんですね。
病気を治そうと思い体へのアプローチで一生懸命になりますが「こころの栄養」も必要です。
人生100歳時代の健康を支えるには、音楽とアートと文化活動は切っても切れないと思うのです。
私たち日本人は、美術館に行かなくても少し外に出るだけで四季折々の美しいアートに出会えるのです。
コンサートに行かなくても外に出れば、野鳥のさえずりとカラスの大合唱を楽しむこともできるのです♬
秋も深くなってきました。
さぁ~「アートの国」日本を楽しみましょう~